ここではXMで口座凍結された場合の対処方法などを解説します。
また口座凍結とはなんなのか?詳しく見ていきましょう。
目次
口座凍結とは?口座凍結されたときの対処方法
XMで口座凍結になることはあるのか不安を感じている人もいるでしょう。
XMでは長期間トレードや入金をしていないと、口座凍結になることがあります。
口座凍結になると、マイページにアクセスした際に「ログインできません」という警告が表示され、MT4やMT5を起動してもチャートの動きが確認できません。
XMの口座凍結とは、アカウント自体が使えなくなってしまうことなのです。
後に詳しく解説しますが、口座凍結になったということは口座残高がなくなったということなので、もちろん出金もできません。
口座凍結されたときの対処法はあるの?
口座凍結になった場合は、もう一度口座開設手続きをすることで再びXMでトレードができるようになります。
私は長期間トレードを行わなかった時期があり、口座凍結になってしまいましたが、この方法で無事XMでのトレードが再開できたので安心して下さい。
この時に以前登録したものと同じメールアドレスで手続きをすれば、簡単な審査で口座内容を引き継ぐことが可能です。
受け取り前のボーナスがあれば、その残高も引き継ぐことができます。
ただし、すでに受け取ったボーナスやXMポイントは消滅してしまいます。もちろん、新規口座開設ボーナスも貰えません。また、本人確認書類や現住所確認書類の提出を再び求められることもあるので、手元に用意しておくと手続きがスムーズに進むでしょう。
利用規約に反すると口座凍結になることもある
ここまでは長期間口座を利用していない場合の話でしたが、XMでは決められたルールを守らなかった際に出金拒否や口座凍結になることもあります。
XMの主な禁止事項は、複数口座間での両建て、他の業者を利用した両建て、アービトラージ、ボーナスの不正取得などです。
特に注意しておきたいのは両建てでしょう。
XMでは同一口座、同一通貨ペアの両建ては認められていますが、XMの複数口座を利用した両建てや他業者との両建ては禁止されています。
自動売買システムを利用している方は、気づかない内に禁止されている両建てになってしまうこともあるので注意して下さい。ルール違反をすればすぐに口座凍結となり、再び口座開設も難しいと考えられるので正しくトレードをするようにしましょう。ただし、しばしば口コミなどで見るような稼ぎすぎて口座凍結になるということはXMではありえません。もちろん多額の出金も問題なくできます。そもそもXMはNDD方式を採用しており、主にトレードの際の手数料で利益を上げている会社です。
どんどんトレードをしてもらった方が会社としての利益は大きくなる訳で、稼ぎすぎているからといって口座凍結にすることにメリットはないでしょう。また、XMでは短時間でトレードを繰り返すスキャルピングが認められていて、口座凍結になることもありません。スキャルピングは他のFX業者では禁止されている場合が多いため、小さな利益をこつこつと積み重ねていきたい人にはXMは最適です。事前にルールをしっかりと確認し定期的にトレードをしていれば、基本的にXMで口座凍結の心配は不要だと言えるでしょう。
休眠口座とは?
実はXMでは長期間トレードや入金をしていない場合、口座凍結になる前に休眠口座という状態になります。休眠口座の状態ならば口座残高は残っており、出金することも可能です。MT4やMT5を起動することもできます。しかし休眠口座の間は口座維持手数料がかかるので注意して下さい。毎月5ドルが口座残高から差し引かれ、残高がなくなるまで続きます。例えば口座残高が5万円の状態で休眠口座になったとしましょう。5ドルを500円と考えれば、8年以上休眠口座の状態が続くことになります。また、口座維持手数料はボーナスやXMポイントから差し引かれることはありません。
そもそも休眠口座になった時点で、ボーナスやポイントは消滅してしまいます。何もしていないのに手数料だけ引かれることにメリットはないため、休眠口座は早めに解除しましょう。口座に追加入金をするかトレードを行うかですぐに解除できます。ただし、口座間の資金の移動では解除にならないので注意して下さい。クレジットカードなど外部から入金をするようにしましょう。また、XMで複数の口座を持っている場合、どれか一つの口座でトレードをしていれば全ての口座が休眠になることはありません。どれか一つでも使っていない口座があるとそれは休眠口座になり、口座維持手数料がかかると誤解している人も多いので注意して下さい。
休眠口座から口座凍結になるまでの流れ
ここからは、休眠口座から口座凍結になるまでの流れを詳しく解説していきます。
休眠口座になる
90日間トレードまたは入金をしないと、休眠口座になります。すでに説明しましたが休眠口座の状態が続く限り、毎月手数料が残高から差し引かれるので注意して下さい。残高がゼロになる前ならまだトレードや入金ができるので、どちらかで休眠口座解除が可能です。
口座残高がなくなる
手数料が差し引かれ続けるため、いずれは口座残高がなくなります。どのくらいの期間でなくなるかは、残高によって違うので一概には言えません。残高がなくなるとトレードはできませんが入金はできるので、早めに入金による休眠口座解除をしましょう。
口座凍結になる
口座残高がなくなってから、さらに90日間トレードや入金が確認できないといよいよ口座凍結になります。しかしこれは言い換えれば、口座残高がなくなってから90日以内に追加入金やトレードをすれば、まだ口座凍結を免れることができるということです。急いで休眠口座の解除をしましょう。
休眠口座や口座凍結の回避策もある
休眠口座から口座凍結までの間には、ボーナスやXMポイントの消滅、口座維持手数料の発生、再度口座開設手続きが必要などのデメリットがあります。できれば避けたいことなので、対策をしておくことも重要です。私は口座凍結で、ボーナスやXMポイントを消滅させてしまったことを後悔しました。しばらくトレードをしない場合は、少なくともボーナスやポイントを無駄にしないためにトレードで消費しておくことをおすすめします。
また、マイクロ口座を開設することで口座凍結の対策をしておくのも一つの手段です。マイクロ口座は10通貨からトレードできるため、少ない資金で最小ロットを保有し続けることができます。休眠口座になった際の口座維持手数料よりも少額で済みますよ。損益が小さく強制ロスカットの心配もありません。もしもの時に備えて、マイクロ口座を開設することも検討してみて下さい。