海外FXの基礎

海外FXの魅力はハイレバレッジ!知っておきたいメリット・デメリットとは?

ハイレバレッジとは?

海外に限らず、FXを始めるきっかけが「少額の自己資金でも始められるから」という人は、少なくありません。FXの肝は、自己資金を担保に、その何倍もの取引ができること。この仕組みがレバレッジです。

しかも海外FXは、日本国内で取引するよりもレバレッジが高いのが魅力

何のことやらわからない、という方でも大丈夫!
詳しく解説していきます。

レバレッジと、ハイレバレッジとは?

FXは、専用の口座に現金を入金し、それを担保として取引を行うシステムの投資です。担保にする資金は、少額でもOK。でも取引は、その何倍もの額で行えます。

というと「少し怖い」と感じる人もいるかもしれません。

ここでは、FXの魅力であるレバレッジと、海外FXならではのハイレバレッジの解説に加え、何倍もの取引を行える理由もちゃんと解説します。

そもそもレバレッジとは?

FXは、「Foreign Exchange」の略称で、元々は「外国為替取引」の意味です。しかし最近は、FXの特徴である「証拠金」で取引を行うことから、「外国為替証拠金取引」を指す言葉として一般的になっています。

証拠金とは、FX取引専用の口座に入金している自己資金のこと。レバレッジは、この自己資金を担保にその何倍かの取引が行える仕組みを表しています。

海外FXレバレッジイメージ

レバレッジ=leverageの本来の意味は、「てこの原理」です。てこを使うと、例えば5kgの力で100kgのものも動かせます。

では、FXにおけるレバレッジの具体例を見てみましょう。

例えば10万円の資金を証拠金として口座に入れると、FXではその何倍かの取引が可能になります。国内のFX取引では、25倍までと決まっています。
つまり、10万円の証拠金があれば、その25倍の250万円までの取引ができるということです。

これがてこの原理を利用した取引です。

肝心の利益ですが、このとき利益が1割出たとしたら?
25万円になります。
でも、自己資金の10万円だけで取引していたら?
1割の利益は、つまり1万円です。

このようにレバレッジを効かせることで、自己資金が少なくても投資が可能になります。
これだけでも、FXの魅力がわかるのではないでしょうか?

海外FXのハイレバレッジとは?

日本国内の取引だけを見てもFX取引に魅力があることは理解できますが、海外FXが人気なのは、さらなるハイレバレッジを利かせることができるから。口座などの条件はありますが、100倍、200倍はもちろん、400倍、500倍といったところが平均的なレバレッジとなっているのです。

実は海外FXには、レバレッジに制限がないのです。

上記の例で考えてみると、自己資金が10万円のときに100倍のレバレッジで取引を行って、1割の利益が出たらいくらになるでしょうか?

なんとその利益は、100万円です。

国内FXで取引するとき、レバレッジは最大25倍。
自己資金が同じ10万円だった場合、25倍のレバレッジで取引を行って、同じ1割の利益は25万円ですね。

海外FXのハイレバレッジを利用すると、利益をぐっと大きくすることも期待できます。

海外FXのハイレバレッジのメリット

海外FXの大きな魅力の一つである、制限のないハイレバレッジ。
とはいえ、どういった口座を使うかなど条件はいろいろあります。
また、メリットに目が行きがちですが、やっぱりデメリットも気になります。

まずは海外FXにおけるハイレバレッジのメリットについて、確認してみましょう。

  • 少ない自己資金からスタートできる
  • 自己資金を超えた利益が期待できる
  • 資金が少なくてもリスク分散が可能に
  • ゼロカットで口座にある資金以上の損失なし

少ない自己資金からスタートできる

口座にある自己資金(証拠金)の何倍もの取引ができますが、それは自己資金自体が少なくても大丈夫ということ。

海外FXのハイレバレッジなら、資金に余裕がない、初心者なのでまずは手堅い金額でと考える方でも少ない資金で大きな取引ができ、FX取引の醍醐味が味わえます。

自己資金を超えた利益が期待できる

ハイレバレッジ効果で、自己資金の何倍もの取引ができる海外FX。
最大のメリットは、自己資金からは予想もできなかった大きさの利益が期待できることです。

特に自己資金が少ない場合は、ハイレバレッジの恩恵がより実感できるといえそうです。

資金が少なくてもリスク分散が可能に

資金が少なくても大きな取引ができるので、複数のFX業者に口座を持って試すこともできます。

海外FX業者は、それぞれ特徴があるので、相性の良い業者を探すのも投資を円滑に進めるポイントです。また、危ない業者もあるにはあるので、初めて取引するときは小さく始めることもできて、リスクを分散することもできます

ゼロカットで口座にある資金以上の損失なし

ハイレバレッジは、利益を大きくすることが期待できますが、逆に考えると、損失も大きくなる可能性があります。
しかし、海外FXは仕組みとして、自己資金以上の損失が発生しないように設定されています

それがゼロカットシステム
為替相場が急激に変動して損失が発生したときなどは、海外FXでは業者が損失分を負担してくれるのです。

しかもこれもまた、海外FXならではのシステム。
国内のFX業者は日本の法律に基づいて取引を行っているので、ゼロカットシステムはありません。

ハイレバレッジでも予想外のリスクを負わずに取引ができるのは、うれしいメリットといえるはずです。

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海外FXのハイレバレッジのデメリット・注意点

海外FXのハイレバレッジには、デメリットもあります。
それはどんなものでしょうか?
確認してみましょう。

  • 取引額に上限があることが多い
  • 取引数量を増やしすぎるとロスカットされる
  • FX業者が倒産する可能性がある
  • ゼロカットを導入していない業者もある

取引額に上限があることが多い

レバレッジを高く設定しようとすると、取引額に上限がある場合があります。

こういった決め事は、FX業者がそれぞれの事情に応じて決めているため、上限や適用される条件はバラバラです。
例えば、1000倍以上のレバレッジはいくらまでしか取引できないとか、預けている証拠金の額によるとか。最大レバレッジを利用するには、その条件をクリアしなければなりません。

とはいえ、1000倍のレバレッジをかける条件はクリアが難しくても、平均的といわれる400倍500倍のレバレッジなら条件も緩和されます。100倍でも利益が出れば、思いがけない金額になるのは上記で紹介した通りです。

海外FXの初心者は、レバレッジを最大限にすることにこだわるよりも、自分と相性の良いFX業者を見つけるほうが利益への近道かもしれません

取引数量を増やしすぎるとロスカットされる

ハイレバレッジのメリットのところで、ゼロカットシステムを紹介しましたが、FXではロスカットシステムという強制決済の仕組みもあります

為替の変動が激しいと、証拠金の維持率にも影響が出ます。
想定以上であれば、予想の維持率を下回るタイミングも出てきてしまいます。

FX業者は、証拠金の維持率に数値を定めていて、その数値を下回ると強制的に決済します。
これがロスカットシステムです。

レバレッジが高いからといって、むやみに取引数量(Lot数)を増やすと、証拠金への影響も出やすいため、システムが作動する数値も高めに。
ロスカット水準も確認しておきたい、ポイントの一つになります。

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FX業者が倒産する可能性がある

ハイレバレッジでもリスクを少なくしてくれるゼロカットシステムですが、これは海外FX業者が損失分を負担してくれるシステムのため、ごく一部ですが、負担が大きくて、倒産してしまう業者があります。

倒産してしまうと、自分の口座なのに引き出しなどが自由にできなくなることも。
やはり業者の信頼性は大切なポイントなのです。

当サイトでは信頼できる海外FX口座しか紹介していません。
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ゼロカットを導入していない業者もある

また、海外FX業者とはいえ、ゼロカットを導入していない業者もあります
ゼロカットシステムは、ハイレバレッジで取引を行う海外FXのメリットの一つ。
ゼロカットを導入していない業者で取引をするのは、キケンです。

当サイトがおすすめするXMAXIORYはゼロカットを完備しているので安心してください。

まとめ

FXは、専用の口座にお金を預け、そのお金を証拠金として、その何倍かの為替取引が行える投資。レバレッジは、証拠金を担保に何倍かの取引が行える仕組みのことです。

レバレッジは、日本国内では25倍までと限度が決まっています。ところが海外FXの場合は、ハイレバレッジといって制限がなく、それぞれの業者が提供する倍率が利用できます。

つまり、少ない自己資金でも大きな取引ができるということ。取引が大きければ、利益も大きく期待できます。

逆にいうと、損失もおおきくなる可能性はありますが、ゼロカットシステムといって、証拠金以上の損失分については、業者が負担してくれるシステムもあります。これはハイレバレッジの大きなメリットの一つです。

逆にデメリットと言えないまでも、注意が必要な点もあります。
それは、口座の種類などによって利用できるレバレッジに差があったり、取引量が決まっていたりする点です。

口座を開設する際には、海外FX業者のサービス内容について、よく確認するのがおすすめです。